月に3回はデザイナー辞めようと思う
こんにちは。
放置するだけしといて、投稿するときは1日に2回もしちゃう。アンバランスデザイナー(かっこわらい)、namikiです。
さて、表題の件ですが、
盛ってません。まじです。
私は今まで一応、ずっと作る関連の仕事してきたのですよね。でも、そういう仕事をしている人の中ではすごく珍しいタイプで。
作るのが好きじゃないんです。
いや、好きだったのかな。
元々好きなほうではあるのかもしれんけど、すごくムラがあって、アイデアがどんどん出てくるときと出てこないときの差が激しいのです。そしてそんなに作りたい欲は強いほうじゃない。ほぼ人並み。
作るのってすんごいエネルギー要るからね。
それが仕事となればなおさら。
そんな奴がなぜだかわからないけど、作る仕事に就いてしまって、結婚して職場が変わりつつも細々と同じ仕事つづけてるんですよね。
万人クリエイターのこのご時世、お仕事関係なくセンスいい人なんていっぱいいます。
人によったらそんなラクそうな仕事…って羨ましがられるかもしれませんが、私はといえば、このままでいいんだろうか…ずーっと悩みつづけているんですよね。
前の会社で業務の関係で少しだけデザインを教えていたウェブショップ運営の子が、そのあとすぐ会社を辞めて上京し、今いきいきとデザイン事務所で働いています。す、すごい行動力…!!
その子はデザインや作ることがとても好きです。
たぶんデザイン事務所って時間的にもなまっちょろいパートの私の仕事と違っていろいろキツイと思う。社内のデザインでなくて下請けだろうし。
でも、楽しそうです。
それだけの熱意を持って作ることを楽しめるのが羨ましいなぁと思っちゃいました。
作る仕事してる人たちって、仕事でやってる趣味でやってるに関わらず、みんな、「作ることが好き」って迷いなく言う人種なんですよね。
はたして、私は同じ人種だろうか?
そんなことを日々思いながらも続けているのは、辞めようと思うたびに、思いとどまってしまうからなのです。しがみついてますね…。
良くも悪くも気分屋。
思いっきり落ちた後は「やっぱりそんなことないんじゃないのー?」なんて、しぶとく復活してしまいます。
(これが諸悪の根源じゃ…?)
記憶にないけど、高校生のころにデザイン科の受験勉強を始めたとき私は「作るのが好き」という気持ちを持っていたはず。記憶にないけど。
だれだって、大人になったらいろいろ見えてきて、最初のころの気持ちが枯れてしまうことがあるんじゃないだろうか。
そしてそれは、日々社会というところで、自分の素直な意思を折り曲げられて、削られているからではないだろうか。
だからこそ、この自由なnamiki designみたいな居場所をつくって、自分の好きなものをもう一度作ってみることが案外大事なのかもしれない。
そのエネルギーがあんまり日々の中に残らないとしても、仕事でないのなら少しずつでいい。
作ることが嫌になって逃げ出しても、自信を取り戻すためにはやっぱり作ることで取り戻すのがいちばんいい。
だって、楽しく作っている人たちを、
心から羨ましいと思うから。
そう思ううちは、まだ作らなきゃいけないのでしょうね…。自分に言い聞かせて、まだもうしばらくは作っていこうと思います。
…夕ご飯もね。泣
Photo :中田島砂丘
雨でした。灰色の空。しっとり砂丘。
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