個人的「今年の漢字」で一年を振り返る
今年の漢字、「北」だったらしいですね。
個人的にも自分の一年を漢字一文字にしたらなんになるのかな?と一年を振り返りながら考えてみました。
(すいません。今回は別におもしろくもない長ーい自分語りです。あっ普段もおもしろくはないか…!)
- 私の2017年まとめ
- そんな2017年を漢字一文字にすると
- できたこと➊ minneで作品を販売すること
- できたこと➋ twitterをはじめること
- できたこと➌ 憧れの会社にアプローチすること
- めざす2018年を漢字一文字にすると
私の2017年まとめ
昨秋に体調を激しく崩すことが多かったので、パート先に交渉して年明けから在宅で作業させてもらうことになりました。
そして結婚四年目となった今年の6月に、初めて婦人科に行き、不妊が発覚。
脳から命令が出ないのはストレスも関係していそう…ということで、週四だった勤務を半分近くに減らすことに…。
なにげなくテレビで目にしても、あまりピンとこなかった「妊活」というやつが自分に関わってくるとは思わなかった…!
まったく自慢になりませんが、もともと私は子供時代から虚弱体質でした。
みんながウェーイってなってるような場所でも体調不良を起こして、地面や天井を、一点をみつめていた記憶が多々…親譲りの貧血気味かな。
でも、ずっと自分のそんなところがイヤでした。本当なら他の人のように、もっと元気に活動できるはずなのだと自分を許してきませんでした。
具体的にだれかをイメージする訳じゃないのに、「世間」「一般」の既婚女性たちより働けていないのが悔しかった。自分より苦労している人達に責められるのではないかと勝手に一人怯えていました。
「不妊」が突きつけられたとき、それまでそんなに子どもが欲しい気持ちがなかったのにも関わらず結構ショックを受けまして…!
翌日には経営者に「辞めるか、または仕事を半分にしたい」と伝えていました。
人それぞれのキャパはちがう。
まだ働けそうならば働けばいいし、休みが必要なら休んだほうがいい。それは人ではなく自分だけが決められること。
そんな当然のことを、私はこれまで飲み込めていませんでした。いつも罪悪感のようなものに苛まれていました。
しかし、無理は続かないもの。無理すれば身体的にも精神的にも不安定になります。
きっと大事な家族に当たってしまうだろうし、最悪の場合は夫と離婚なんてことになってしまったら元も子もないです。実際に少しそうなりつつあった気がします。
そんな2017年を漢字一文字にすると
というわけで、最初はさぼっている気がして心苦しかったけれど…妊活を自分への言い訳に、今年は試しにめいっぱい休んでみたのでした。
そんな今年の漢字はこれ。
繭(まゆ)。
繭(まゆ)は、活動が停止または鈍い活動状態にある動物を包み込んで保護する覆いをいう。動物から分泌されたもの、または砂利などの体外の物質の覆いを指し、毛のような体の一部の保護器官のことではない。
それを言うなら自分は蚕(かいこ)の方じゃないの?とご指摘を受けそうですが、勘弁してください…!蚕とかイヤなんです…ちょっとは飾りたいんです…!!笑
繭というものは、一年間こもりにこもった、私が唯一100%安心できる場所である「家」を指します。もしくは私の内面。
職業訓練校のあと何もしていなかった一年間は、家の準備だったり、なにかしなければとフリーを目指したりと落ち着いてはいなかったので
こんなに淡々と決まった仕事をしつつ、用事がないかぎり家から出ないなんて…人生で初のことでした。
奇しくも、このこもりにこもった一年間で、今まで「できないだろう」と思っていた3つのことができました。
外に出なくっても本やネットで学べることはたくさんあるみたいです!
できたこと➊ minneで作品を販売すること
仕事を減らして時間はできたけれど、相変わらず会社に対するストレスはなくならないので、憂さ晴らしでオリジナルの作品を作ってみました。
namm storeさんの作品一覧 | ハンドメイドマーケット minne
自分の好きに作るものを購入するorしないという評価に晒すことはなかなかに勇気が要るものでした。(仕事では好きなもの作れてないってことね…)
基本的にネガティブなので、だれも買ってくれないかもしれない…!と、登録したときドキドキして手が震えたのを覚えています。
そして今、登録から半年ほど。ちょこちょこではありますが、購入してくださる方がいて少しは自信ポイント加算されたかな…と思います。
マイナスからの加算だけどね。
できたこと➋ twitterをはじめること
私はもともとSNSが好きで、だからこそSNSとは距離をとって生活したいと思っています。やっぱり、メリットばかりではないからです。
インターネット黎明期のさまざまなネットサービスから始まり、mixi、facebook、Instagramなど、いろいろ手を出してきましたが、twitterは実は一度もやったことがなく、これまで勝手に食わず嫌いしていました。
そんなtwitterを私が始めたのは、時間ができたことで某アプリゲームにどっぷりハマってしまったのがきっかけでした…。
まぁいわゆるガチャでアイテム集める系なんだけど…。
ゲームのアイテムや情報を交換するため、長年避けていたtwitterをするりと始めてしまったのだから人間ってわかりません…!
始めてみると、自分がなにを拒んでいたのかわからないぐらい楽しく、まいにち恩恵を受けています。
ちょっと慣れてきたころ、このブログの宣伝のため、自分自身のアカウントも立ち上げてみました。いわゆる別アカもデビュー。
namiki (@namm_namiki) on Twitter
最初はこれをきっかけに仕事に繋がれば…と企んでいましたが、よくよく考えたら、今の私をお客さんが数あるデザイナーの中から選んでくれる理由ってないなと…。そして、本職の他に新たな仕事を受ける余裕も今の私にはありません。
そこからは仕事をもらおうという考えは一旦ストップして、好き勝手つぶやき、好きな方をフォローして覗き見を楽しんでいます。
大学受験のとき、予備校で出会った「ホンモノ」の人々と自分をくらべて劣等感の塊となった私は、Twitterで同業者のすごい人々とつながるのが怖かったんです。それは自分の負けを実感させられることにつながるから…!
でも、怖いことって、怖がっているかぎりは怖いままなんですよね。
なぜ怖いと思うのか?自分はどこが足りていないのか?そういうことは、自分の上にいる人たちからしか学べません。
そんなことやいろんなことを思いつくままにつぶやきながら、自分の中のモヤモヤと実態のない想い達を、吐き出して、可視化して、少しずつ整理していきました。
おかげで随分と、心の曇りはクリアになりました。今は自分から、どんどん負けていきたい。負けを分析して力に変えていきたい。
なんか心療内科もこのようなプロセスで治療するみたいなので、Twitterでつぶやくだけで心持ちが収まれば、医療費が浮いたかもしれない。めっちゃうれしい。
できたこと➌ 憧れの会社にアプローチすること
私は今勤める会社と考えが合いません…。
でも、今の会社はポンコツな私を頼りにしてくれます。辞めたいけれど、辞められない。そんなふうに思いながら、二年半が経ちました。
「言いなり」は心のスイッチさえオフにしていればめちゃくちゃラクです。細かいことは言われず、休みの融通がきき、在宅なので出勤時間は数秒、好きな音楽を聴きながらノーブラで働ける。…まぁちょっと時給は安いかな。
世間一般からしたら十分、良い条件。
しかし、そんな現実と反比例してどんどん大きくなっていく「会社のために働きたいと思える会社で、働きたい」という夢が叶わないまま、じわじわと心を殺す日々。
そして、ついには自分を卑下せずにはいられなくなりました。自分自身を「ポンコツ」と呼び、デザインの仕事さえも辞めてしまいたくなっていました。
何度も何度も自問自答を続けて、でもぬるま湯から抜け出す勇気が出ず。在宅を始めておよそ一年が経ったこの12月になり、本当にふと、今まで最初から諦めていた本命の会社にメールを送ってみたのです。
なにがきっかけだったかはわからないけど、いい意味で軽い気持ちで応募してみようと思いました。
今の会社にいるのはラク。でも、ポンコツでも頼りにしてくれる会社は、結局はポンコツでさえ頼りにしなければならない会社。私はツールとして使われているだけで、それは私の望む働き方ではないのです。
憧れのデザイン会社にたまたま入れても私のレベルではやっていけないかもしれないけど、ていうか、きっとダメだろうけど、できることならもう少し外で学びたい。もう少しだけデザインの仕事にすがりついてやりたい。
いつかやってみたい仕事はあるけれど、今の私では独り立ちするにしても、スキル不足はもちろんメンタルがまだまだ弱い。
面接を受けただけなのに、自分の中でなにかが大きく変わりました。どんな結果でも得られるものがあるだろう、といつになく前向きになれました。
今まで「無理」だと決めつけていたことに挑戦すること、それだけで、自分からの自分への信用度は大きく変わります。
デザインの仕事しかしてこなかったのだから、好きとまでは言えなくても、本当は、できれば続けたい。嫌いなんていうのは、きっと嘘。
このまま勝手にダメになってしまうぐらいなら、当たって砕けてからダメになりたい。
そんなようなことが思えた一年となりました。
…お粗末様でした。
これで長い一年の振り返りは終わりです。
読んでくださった方がいたら本当にありがとう!!!!
めざす2018年を漢字一文字にすると
そんなこんなで来年はどうなるかまったくわからないけれど、目指す「来年の漢字」も考えてみました。
調節、調律、調和。
自分のペースで自分ができることを続けたい。
先にも書いたけど、自分のキャパを越えていたらやっぱりなんでも長続きしません。
そもそも…激務でボロボロになってる夫をサポートしながら家事をすべてやって、睡眠時間も結婚前より1時間少なくなっている状態で、前と同じように働こうなんて欲張りすぎでした。
…独身の時も家のこと何もせず、残業も少ないのに…へばってましたもんね。仕事して子どもも育ててるなんて方々、ほんと尊敬してます。
来年にかけて、そろそろ自分にちょうどいいペースを作っていきたいです。
…あとスマホ時間も減らしたいな。
もう目がやられてます。
そして、いつか「ポンコツ」という肩書きを自分がおろせるまでは、デザインの仕事を続けていけたらと思います。
えーと…
がんばるぞ!
締め方ヘタクソか。
ではでは。
【期間限定販売】冬のイメージリース
すっかりこちらに書くの忘れてた…!
street and park market のために作った
フラワーリースをminneで販売してみました。
いつもながら手が遅く、なんと
たったの3個しか作れなかったという…笑
プリザーブド花材はできたものを使っているんですが、これがまぁ、天然素材なので箱の中身の大半がクシャクシャだったり状態が悪い物も多かったりするんですよ…。
より分けてより分けて、作業はいつも、なんとか使えるものを探すところから。
そして、選りすぐった花材を
バランスを見ながらリースにひとつひとつグルーガンや目立たないワイヤーで固定していきます。
…
手間ヒマかかるうぅぅ!!!!
もっと言うと、その手前の買い出しのときから神経使います。時期によって花材のラインナップが違って、その場で臨機応変に予算内でセレクトせねばなりません。
ネットでも買ってみましたが、やはり写真だけだとイメージ違いや状態の悪い物などありまして、お店で選ぶスタイルに落ち着きました。ネットのほうが珍しいのがありますけどね。
そんなこんなで、超絶めんどくさがりの私には量産ができません。今回は限定3つ。これぐらいなら売れなくても家に飾ったり人にあげたりできるもんね…。でも材料費ぜんぜんペイできないね…。笑
プリザーブドフラワーは半生のお花。
柔らかな見た目と違ってけっこうタフで、ドライフラワーより格段に長持ちします。
しかしながら、ゆるやかとはいえ枯れていきます。なので今回つくった 冬のイメージリース も冬期間の限定販売としたいと思います。
(大幅に時期が過ぎたら値下げ販売するかも!?笑)
うちに飾っている二年ぐらい前に作ったリースも、まだ見た目変わってません。けっこう持ちますよ。ただし直射日光には弱いみたいなので注意です。
よかったら覗いてみてくださいね〜
春のイメージリースはどうしようかな。
毎年恒例コンサートのフライヤー①
今年もきました、
所属していた団体からの依頼!
いや〜今回こそはもう声かからないと思った。
今年は仕事を減らしていたのもあり
はりきってデザインを3案だしました。
そのうちボツの2案のラフがこちら。
決定案は解禁になってから…!
左はメイン曲の雰囲気を。
右は気軽に来てもらえるよう優しい雰囲気を。
毎年お客さんでホールがいっぱいになる
あたたかなコンサートです。
今年もまた当日のお手伝い呼ばれるかな?
自分が吹くよりはぜんぜん気楽…!!!笑
楽しみにしています。
【新作】ねむねむヒポポタマス
新作のサンプルが届きました〜!
daranimal #04
ねむねむヒポポタマス
ピンクのカバさんが眠そうにしてます。
これ描いてるときアクビが止まらなかった…!!
アクビって移るんですよね。
写真がこんなクオリティですが、
minneでもとりあえず販売開始です☟
【機種多数】d a r a n i m a l / スマホケース / ねむねむヒポポタマス | ハンドメイドマーケット minne
また写真ちゃんと撮ったら差し替えよう。
ではでは!
street and parkmarket 出店中止…
よりによって今週土曜日は
全国的に雨っぽいです。
屋外のため出店中止としました…!
またなにか他のマーケットに
参加できたらな〜と思いますよ。
そして今回販売できなかったフラワーリースが3つあるので、minneで販売できないか梱包の仕方を考え中です(*˘︶˘*).。.:*♡
ではでは!
インスタ始めたけど一週間でやめたくなった理由
なかなかアクセスの伸びない本ブログの集客のため、今更ながらインスタグラムを始めてみました。
もうひとつのハリネズミブログの動画アップ用ツールとして使っていたことがあったり
前の会社でも今の会社でもなぜか「中の人」をやっている私ですが、
個人のアカウントを作るのは実はまったくのはじめて。
過去にfacebookで、興味のない人の投稿にいいねするのにうんざりしたり毎度マウンティングなコメントをしてくる面倒な知人がわずらわしくなったり…という理由で辞めた過去もあり。
今回は気のおけない友人以外には教えない匿名アカウントで快適にスタート♬
…ところが。
私がインスタを個人的にやってみて
やめたくなったポイントをまとめてみました。
まずは最近撮ったお洒落っぽい写真を並べ、
宝石箱を眺めるように楽しんでいました。
でも、この写真を撮っていたとき
はっと我に返りました。
.きったぞぉきたぞラグがきたぁ💨💨💨((((((((⊂( ・ω・)⊃キーン
1:インスタのための撮影になってる
取り寄せていたラグマットが届いて嬉しくて、
インスタにあげよう!と思ったのです。
そこで写真撮影を始めたのですが…
なかなかうまく撮れない。。
インスタに載ってる写真みたいに
いい感じに撮りたいのに…ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
…ん?
アレ私なにやってんだろう?
何気なく撮った写真を載せてるだけの時はこんなこと思わなかったんです。
しかし気づけば、いつのまにか目的がインスタにあげることになっていました。
なんだろうこの違和感は…。
例えば友人と遊びに行って、インスタ映えしそうないい感じの風景をみつけたとします。
「あっ写真とろー」ってなりますよね。
これ、健全な状態でしょうか?
意識的か無意識的かは別にして、
いかに「いいね」がもらえるかという構図を狙って、何枚も何枚も撮り直す様……楽しい範囲ならいいんですよ?
楽しい思い出を写真に撮ってる訳ではなく
いい写真が撮れたから楽しい思い出。
本末転倒です。
そもそもですが、
SNSの投稿ってほとんど自慢に繋がります。
かくいう私も例外ではなく、
冷静になって考えてみると単に新しいラグ「わーい!いいでしょー!」ってやりたかったというわけです。…いい大人がはしゃぐなよ(///д///)
そういえば、夫は今時珍しくSNSをやりません。
そして我が家では、家の様子がハッキリわかるような写真をネットにあげることが禁止されています。
うちのインテリアぐらいで気にしすぎかなとも思いますが…しかし。
不特定多数に向けて発信するSNS。
どんな人が見ているかなんてわかりません。
SNSにあげることは、その気があるにしてもないにしても人に対してのアピールになります。受け取り方は相手の状況によって違うでしょう。
万が一にも、うらやましがられることで自分が支払わなければならない対価を、彼は知っているのだと思います。
そして、一度ネットにあがった写真は消えません。
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2:量産型アカウントにムズムズ
写真を一通りアップしきった私が次にやったことは、好みの雰囲気のアカウント探しでした。
素敵なコーデ…センスのいい料理…
おしゃれで質の高いインテリア…(*♡﹃ ♡*)
タイムラインが夢の世界になっていきます。
アカウントをひとつフォローすると、
オススメとして似た雰囲気のアカウントがいくつか表示されるので、それを辿って素敵なアカウントをフォロー。
そんなふうに、フォローを増やしながら楽しんで投稿を眺めていました。
でも…
徐々に謎の違和感がこみ上げてきました。
まるで記号かのように、いろんな人のアカウントで似たような写真を繰り返し目にするようになってきたのです。
・目線を落として微笑むポーズ
・子供の前髪は眉上ぱっつん
・白一色のミニマルインテリア
・麻のロングワンピース姿
・ドライフラワーを持ったプロフ写真
・コーデ画像に靴を床置き
・料理をヴィンテージな木の机に置いて周りに植物散らす
ファッションアイテムは決まって、
ボーダーのトップス、
シンプルなざっくり編みニット、
おじ靴、ストローハット…。
これ、皆ちがう人のアカウントなんです。
インスタで支持されるアカウントは、
あまりに紋切り型なのです。
たぶん、いいなと思う型を他の人がどんどんマネしてこのような状態になったのでしょうけど…(´・ω・`;)
私が目にしたのはいわゆる「暮らしを丁寧に」系。他にも海外旅行ばっか行ってるキラキラ系とか、スタバばっか行ってるリア充系とか、いろいろあるんでしょうが…インスタグラマーはある一定の法則に従って写真を作り上げる職人と言えます。
あまりにも同じようなスタイルを目にするようになると、なんか…なんか…ムズムズしてくるんだ!!!
古来より水墨画や和歌でも、
お決まりのモチーフが繰り返し描かれてきたのと同じように、美しさはある一定の型を守ることで生まれるのでしょうか。
これはインスタの正しいお作法なのだろう。
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3:営業&詐欺目的のアカウントの多さ
インスタはアカウントを始めてすぐでも、
いいねやフォローがどんどんもらえます。
でも蓋を開けてみると…
ほぼ営利目的系やんけ。
人が羨みそうな生活をしたキラキラした人ばかり、なぜかこのポンコツデザイナーに興味を持ってフォローしてきます。
あとは同じくハンドメイド販売してる個人。
副業詐欺のアカウントも多いですね…。
私が「中の人」をやっている勤務先のアカウントは、フォロワーが1500人を越えています。
しかし実は、いち中小企業のアカウントが人気だけでここまでフォロワーを獲得したわけではありません。
こういう、ほっとけば自動でいいね&フォローしてくれるツールがあるんですよね。
これによって自動でいいね&フォローした人々が律儀にフォローバックしてくれるおかげで、じわじわとフォロワーが1500人に至っただけのこと…なのです。
そう、実は自分もそっち側の人間なのです…。
もちろんお礼コメントなどくださった方には誠心誠意で対応していますが。
これって意外とまだ知られていなくて、
フォロワー数を気にしている人が「なんでフォローしてすぐ外すの!?」「そういう人お断り」などとプロフィール欄でキレているのをよく見かけますが、気にしなくていいんです。
相手アプリだから。
あなたが嫌いになって離れた訳ではなく、
ただ設定に従って動いてるだけのことです。
そんなアカウントに返事してあげる必要はありません。フォローバックしてあげる必要もありません。
私の会社の場合は一定期間フォローバックがないとフォロー解除する設定なのですが、中にはフォローバックしてあげると用済みと言わんばかりに解除する設定でフォロワー枠を空けている悪どい業者も多いようで。それはさすがに騙された感ありますよね…。
余談ですが、会社のアカウントには毎日、「いいねありがとうございます」「フォローしてくださってありがとう」が並びます。
でもどうもそれも自動くさいぞ…。
自動でフォローしたアカウントからの自動お礼コメントへのお返事する業者、そして再び返ってくる「嬉しいです♡ありがとうございます♡」
…なんと不毛なやり取りでしょうか。
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4:かっこつけてるかっこ悪い自分に気づく
ソファにゴロ寝しながらデザインを考えていたとき、ふと制作途中のイメージがあったらそれっぽいのではと思い、写真を撮りました。
では、その写真をごらんください。
.ねっころがってポスターの案だし。いい案、でてこーい!!!!毎年恒例、地元の吹奏楽コンサートです。.素材がないのでロゴ主体にしようと企んでます。
なんだよこの不自然な手…!
そう、私はなんとこのとき、無意識にかっこつけていたのです…!
こんなダサpicだというのに。
たまたま着てた赤いチェックのシャツが写ったら、モスグリーンのブランケットと合うと思い、無意識に計算していたのです。
何気なく撮影したふうを装いながら。
※もう片方の手に持っている鉛筆は妹が小学生のとき使ってたなんかポップなやつだったので写真に入らないようにしました。
もし万が一にも、このまま私がかっこつけた写真ばかりあげていって、そんでフォロワーが増えたとして、すごく沢山のフォロワーができたとして…。
フォロワーが好きなのは私の虚像。
実際の私といえば、大半の時間を家でボサボサ頭すっぴんユニクロ部屋着で過ごす、ちっぽけなダサい人間。
フォロワーは真の私の姿を知っても受け入れてくれるお友達でしょうか…。
いや、たぶん自分好みの写真があがらなくなってきたらそっとフォローを外す人達ばかりでしょう。
アンチになりやすいのは無関心な人よりファンだというのも、また忘れてはいけません。
と、この先フォロワーが増えたとしても
予想できるのはこんな結果です。
フォロワーが増えるほどに、失敗できない緊張感で息苦しくなってくることが目に見えています。もう希望なんて持てません。
ふと思いましたが、私達の子供時代よりも何倍もの量の写真を撮られてる子どもたちが育ってって、自分の写りのいい写真を撮ってもらわないと不機嫌になるようなナルシストばかりの世界になったら……怖いですよね。
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5:人の評価が基準になってしまう
最後に、これがイチバン危険なんじゃないかと思ったポイントでした。
..ねむ〜それでも目はキラキラお鼻はプルプル..#ハリネズミ #寝起きドッキリ#いつでも #ごきげんななめ#そして #なつかない
愛しのマイハリネズミの写真もアップしてみたのですが、思ったより他の投稿にくらべてリアクションが伸びません。
あれ?なんで?うちのハリネズミはウルトラスーパーミラクル可愛いのにな。
おそらくインスタ上には、可愛くてなおかつおしゃれな写真のハリネズミは星の数ほどいて飽和状態なんだと思います。
私は自分のハリネズミの可愛さを信じて疑わないので微塵も凹まずにいられましたが…
でもこういう反応を気に病んでしまう人も少なくないんじゃないかと思ったのです。
自分の大切なものの写真をアップしたのに、
あれ?思ったよりいいねが少ない。
投稿したらフォローを外されてしまった。
そんなことで、自分の大切なものの価値に疑いが生まれたり。それによって傷ついたり、自分を守るために怒りが芽生えたり…してしまうこともあるのではないでしょうか。
星の王子さまのお話にもあったように、自分にとってオンリーワンの大切なバラは、他人にとってはその他大勢と同じバラ。
これはハリネズミだけでなく人間の子どもにも当てはまりそうですね。
そういえば顔だってそうですよね。
それぞれの個性があるのが、顔というもの。
しかし画になるならないというのは確実にあって、インスタ上ではそれがいいねやフォローの数に如実に表れます。
平たく言うと、一般的な可愛い子のフォロワーは多いです。
それに比べて自分の自撮り写真の人気のなさ。
そんな画一的な評価によって、自分の顔を嫌いになってしまう。更には整形して憧れの人に近づければ正解などと思ってしまう…。
これがSNSの怖いところです。
自分にとって重要であるはずの価値が
他者の評価にゆだねられているということ。
自分の中にすでにあったはずの幸せが、インスタに投稿してしまったことによって揺らぎはじめるのです。
そもそも自分にとっての幸せな瞬間って
人に見せるものではないんです。
自らの心の中にしまっておけば、十分なもの。
いま目の前にある幸せを、
人に見せよう、見せて認めてもらおう…
そういう考えが幸せな瞬間に混じることで
純粋な幸せは歪んでいきます。
人間には悲しき承認欲求というものがあり
インスタはそれを満たしてくれるツールです。
でも、楽しいだけで済まないのが怖いところ。
喜びの刺激に慣れていく脳は、
もっともっと強い刺激を要求します。
いつの間にかできあがるのは、常に飢えた心。
毎日何度も何度もいいねの数を確認します。
あれ?幸せどこいった…?
SNSは煩悩を刺激する危険な遊びだということをちゃんとわかったうえで、一線を引いていないといけません。
支配されてしまえばあなたの日常を、
ひいては大切な人生そのものを蝕みかねません。
・・・・・・
最近は中高年や営利目的アカウントが増え、
インスタ=お洒落の時代は終わりました。
今後、mixiやfacebookと同じように若者の間で廃れていくのかもしれません。
でも、お洒落というもののパワーは強い。
お洒落さんが一斉移動する新たなサービスができない限り、インスタは生き残っていくでしょう。
インスタはマイペースにコミュニケーションを楽しむツールとして使うには最高のsnsだと思います。
でも私はどうしても純粋に楽しめず
ついつい闇を感じてしまいました…。
instagram…それは…
なじめないやつは
入ることを許されない
ネバーランド…。
ではでは!
煩悩に疲れたときに私が読む本↓
SNSに疲れた女子たちへ↓
ズボラのための秋くちびるメイク
いや〜秋ですねぇ。
秋が季節ん中で一番好き。
ついワンパターンになっちゃうメイクを
これからは季節ごとに見直していこう!と
意気込んだのはちょうど昨年の秋。
それからずっと同じアイシャドウ使ってるけど
また秋来たから問題なし!!!!
扇風機しまうのめんどくさくて置いといたら
また夏来た…みたいなね。
そんなズボラなわたくしでございますが、
やはり端くれといえどデザイナー。
「ダサい」には人一倍敏感です。
アイシャドウとか永遠になくならんし、
ついメイクって変化を怠りがちなんですよね。
(女子力が低い人に限る)
前にイケてたメイクでも、
時が流れば懐かしメイク。
年齢とともに似合うメイクも変わるしね。
以前は「とにかくプルプルさせとけ!」と言われていたリップメイクの流行も変容していき、もはやツヤ消しがよしとされる昨今。
すっかりグロスとかいう言葉も聞かなくなりましたね。
しかし、潤いは欲しい。
そんなときネットの口コミ記事を見て、
ワガママなズボラ主婦namikiがひっさびさに
「欲しい!」と思ったコスメがありました。
色づきリップです。
メイクというよりはリップクリームの感覚。
潤いも与えつつほんのり色もつくという、
手抜きで一石二鳥な美味しいアイテム。
遥か昔に買ったこういうリップで大失敗したことがあり疑いを持っていたのですが…
やっぱラクして色づきたい!!
私が気になったのはニベアのこちら。
ニベア リッチ ケア&カラー
NIVEA Rich Care & Color
新色ボルドーです。
ネットには肌なじみいいって書いてたけど
パッケージの絵ほぼ茶色じゃない!?
としばし商品棚の前で悩みました…。
勇気を出して買ってみましたが、
日に当たるとこんな綺麗な色。ほっ。
ではさっそく使ってみましょう。
…私の美しくないリアルくちびるで
お目汚しする訳にもいかないので、
使用イメージを描いてみました。
【 塗る前 】
はい、素クチビルですね。
くすんでますよね。
ノーメイクで赤い唇の三浦春馬なんなの!?
【 一回塗り 】
ほんのり色づきました。
さすがのリップクリームらしい自然な潤い感。
【 重ね塗り 】
なんと!重ねるたびに色が濃くなります。
しかし保たれる透明感。…いいぞ!
…というわけで、いい買い物でした!
私のように生活に疲れた主婦の方や、
今日は犬の散歩に行くだけの日なんかに
いいのではないでしょうか。
最近のリップは日焼けどめ成分も入ってて
唇の保護にもなりますしね。
ではでは!